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code.go.jpの創設

アメリカでは政府が開発したソフトウェアをオープンソースとして公開するCode.govがあります。 Code.govはオバマ政権時の以下の方針に沿ったものです。 政府全体のオープンソース化をねらうホワイトハウス(大統領府)が、ソースコード公開のための一般ポリシーを提案 (TechCrunch) http://jp.techcrunch.com/2016/08/09/20160808the-white-house-just-released-the-federal-source-code-policy-to-help-government-agencies-go-open-source/ Code.govの意義として、以下の点が挙げられています。 (1) 連邦政府機関がカスタムソフトウェアの重複購入を避ける (2) イノベーションと組織の枠を越えるコラボレーションを促進するのに役立つ (3) 政府内外の優秀な人材が協力して、連邦政府のコードの信頼性と有効性を確保できる 米政府のオープンソースソフトウェアを1カ所に--「Code.gov」が公開 https://japan.zdnet.com/article/35091700/ IT投資に関する課題は、アメリカも日本も多少の差異はありますが、同様の構造だと考えています。 ソースコードを公開するプラットフォームにはGitHubなど無料のサービスが普及しており それを利用することが妥当です。 Code.govは実質的には政府各機関のGitHubリポジトリへのリンク集であり Code.gov自体のシステム構築コストは大きくはないと考えられます。 IT投資の効率化は難しい課題ですが、政府における全体最適を図る方策として Code.govを日本でも進めるCode.go.jpは有効であると考えています。

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